
皆さんこんにちは!BodyMakeStudio100mile.の後藤です!
今回の記事も一風変わった内容になっておりますが、『学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選』をご紹介いたします!
皆様一度は経験したことのある遊具も登場すると思いますが『所詮は子供の遊びでしょ?』と思うことなかれ、実は大人にこそやって欲しい要素がふんだんに詰まっています!
※個人的には未来のスポーツジムではそういったマシンも多々登場するんじゃないかと思っていたりもします。
これを見たら、もう一度童心に帰ってやりたくなること間違いなし!
それでは参りましょう!
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選屋外遊具その1
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選8選 発表!
早速、内容を発表します!
学校によっては設置されていない遊具もあるかと思いますが、それはそれとしてお読みいただければ幸いです!
それでは発表です!
【大人がやるべき遊具8選】
① ブランコ
ブランコの前後運動は、自然と体幹と骨盤周囲の安定性を養う優れたトレーニングになります。
重心移動に合わせて全身を微調整するため、バランス感覚とリズム感も鍛えられます。
また、前庭感覚が刺激されることで、自律神経が整いリラックス効果が得られます。
忙しい日常の中に、心身をゆるめる「動的瞑想」のような時間を生み出せる動きです。
② 鉄棒(逆上がり・ぶら下がりなど)
懸垂やぶら下がり動作は、現代人に不足しがちな“引く力”を鍛えるのに最適です。
肩甲骨周囲の柔軟性や、背骨の可動性も自然と回復していきます。
逆さまになることで、脳に新しい刺激を与え、空間認知力がリフレッシュされます。
猫背や巻き肩、ストレートネックの改善にもつながる要素が詰まっています。
③ 上り棒
自体重を引き上げながら登る動作は、全身の連動性と筋力強化に極めて効果的です。
特に握力や体幹、広背筋の強化には高いトレーニング効果があり、機能的な身体づくりに最適です。
左右交互の動作は脳のバランス感覚や神経系の統合力も高めます。
シンプルながら、加齢による“動作の鈍り”にアプローチできる優秀な運動です。
④ ジャングルジム
不規則で立体的な動きが要求されるジャングルジムは、機能的な動作パターンの回復に非常に有効です。
全身を連動させて移動することで、身体の使い方そのものが整っていきます。
視野を広く取り、空間把握をしながら動くため、脳の判断力や柔軟性も鍛えられます。
「決まったルートがない」からこそ、即興的な身体操作の訓練にもなります。
⑤ タイヤとび
足元を意識しながら跳ぶ動作は、下肢の瞬発力と安定性を同時に育てます。
テンポよく進む中で、リズム感・反射神経・バランス調整力が求められるため、非常に多面的な刺激が入ります。
また、脳と身体の「即時連携」が必要なため、運動神経の再活性にもつながります。
ちょっとした“アスレチック”の要素を日常に取り入れる感覚で楽しめます。
⑥ ドッジボール
避ける・投げる・判断するという瞬間的な意思決定を、常に求められる競技的な動きです。
俊敏性や反射神経に加え、視野の広さや相手の動きを読む直感力も磨かれます。
一瞬で体を動かすトレーニングは、特に運動不足の大人にとって“眠った神経”を起こすのに最適。
身体のキレを取り戻すには、こうした瞬間反応型の遊びがとても効果的です。
⑦ ドロケイ(鬼ごっこ系)
不規則に走る、止まる、曲がるという変化に富んだ動きが求められるドロケイは、瞬発力と持久力を同時に鍛えられます。
また、状況を読みながら判断し、即座に行動に移す力が必要なため、脳と身体の同時トレーニングになります。
年齢とともに衰える「とっさの動き」を取り戻すのにぴったりな遊びです。
童心に戻りながらも、高度な身体スキルを磨けるのが魅力です。
⑧ 大縄跳び
全身のタイミングを一致させて跳ぶことで、瞬発力と持久力、そして協調運動が同時に鍛えられます。
周囲の動きやリズムを読みながら身体を合わせる感覚は、日常生活の調整力にもつながります。
さらに、短時間で心拍数が上がるため、有酸素運動としての効果も抜群です。
グループで行えば、コミュニケーションを含んだ“楽しいインターバルトレ”にもなります。
いかがでしょうか?
以下の記事で詳しく内容についてお話していきます!
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選① ブランコ
「ジムに通うのはちょっと面倒。でも、身体は整えたい」
そう感じている大人にこそ、思い出してほしいのが学校の遊具で、その中でも「ブランコ」は、実は隠れた万能ジム。
子どもの遊び道具としてのイメージが強いかもしれませんが、身体と脳神経系の両面から見ても、驚くほど多くの効果を秘めています。
ジムといえば、筋トレマシンやダンベル、有酸素マシンなどを想像する人が多いでしょう。確かにそれも効果的です。しかし、決められたフォーム、規則正しい動作、同じような刺激に慣れてしまうと、身体も脳も退屈します。
その点、ブランコはジムの機能を持ちつつ、感覚と動きに多様性があります。前後に揺れる運動は、見た目以上に多くの機能を使っており、ジムマシンでは得られない感覚的なトレーニングが詰まっています。
たとえば、ブランコに乗るとき、私たちは自然に体幹を使っています。揺れに合わせて重心を調整し、姿勢を維持する必要があるため、腹筋や背筋、骨盤周囲の安定筋が活性化されます。これはまさに、体幹トレーニング系のジムワークと同じ。むしろ、揺れという「外的な不安定要素」が加わることで、より複雑な体幹トレーニングになっているとも言えます。
さらに注目したいのは、前庭感覚(=バランスをつかさどる感覚)への刺激です。ブランコの揺れは、内耳の三半規管に心地よい刺激を与え、自律神経の調整や脳のリフレッシュに役立ちます。ジムでは味わえない“脳へのアプローチ”が、ブランコには自然と含まれているのです。
これはつまり、感覚統合トレーニングの一種とも言えて、リズムよく前後に揺れながら、重力を感じ、風を感じ、自分の身体の位置情報をキャッチする。こうした動きの中で、身体感覚と神経系が再統合されていきます。
言い換えれば、ブランコはただの遊具ではなく、その器具一つで「神経系ジム」として機能しているのです。
さらに、リズムよくこぐ動作は、身体全体の連動を促します。前傾・後傾の切り返しに合わせて、骨盤や背骨が自然に動き、固まりがちな関節や筋肉をゆるめる効果もあります。肩甲帯の可動性、股関節の動き、さらには足首の柔軟性まで。全身の連鎖を感じながら、自然な範囲で動く“モビリティ系ジム”としても超優秀です。
また、揺れるという動作は、「動的なリラックス」を生み出します。これは現代のストレスフルな生活の中で非常に大切な要素です。呼吸が深くなり、副交感神経が優位になりやすいため、ブランコに数分乗るだけでも、心が落ち着き、頭がスッキリする感覚が得られるでしょう。
そして何より、ブランコの魅力は「遊びながら鍛える」という従来のジムに欠けている感覚が含まれます。
ジムではどうしても「鍛えなきゃ」「頑張らなきゃ」という意識が先行しがちですが、ブランコはただ揺れているだけで、笑ってしまうような心地よさがあります。その“感情の動き”こそが、身体の回復に必要なスイッチでもあります。
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選② 鉄棒(逆上がり・ぶら下がりなど)
鉄棒と聞くと、逆上がりや前回り、子どもの遊びのイメージが強いかもしれません。
しかしこの鉄棒、実は大人にこそ必要な要素が詰まった“全身活性ジム”のような存在です。特に「ぶら下がる」という単純な動作は、現代人の身体の使い方にとって、とても重要なヒントを与えてくれます。
まず注目したいのが、「引く」動きのトレーニング効果です。ジムではベンチプレスやプッシュアップなど、ミラーマッスル(鏡で確認できる筋肉)を鍛える押す系の動きは人気ですが、引く動作(プル系)をメインで頑張っている人は少数派かもしれません。鉄棒のぶら下がりや懸垂動作は、まさにこの“引く力”を自然に鍛える最適なジム的要素を備えています。
ぶら下がるだけで、肩甲骨周囲、広背筋、腕、体幹まで、上半身全体の筋肉が連動して活性化されます。特に現代人に多い巻き肩や猫背の改善には、鉄棒はまさに“天然のジムマシン”と言っても過言ではありません。
フォームや重さに気を配らずとも、ただぶら下がるだけで整う、そんなシンプルなアプローチが、自然な機能回復を促してくれます。
また、ぶら下がることで背骨が引き伸ばされ、圧迫された椎間板が解放されるような感覚も得られます。これはジムで行うストレッチやモビリティワークに近い効果ですが、より直感的で気持ちよさを伴うのが鉄棒の強みではあります。姿勢改善や腰痛予防、肩こりの軽減にもつながるため、「整えるジム器具」としてのポテンシャルは非常に高いと言えます。
そして、大人になると意外と忘れているのが「逆さまになる」感覚です。逆上がりや前回りなど、頭が下になる動作は、空間認知能力や平衡感覚、さらには脳への刺激として非常に有効です。
これもジムではなかなか再現しづらい部分であり、遊具ならではの優れたポイント。視点が変わることで、身体の使い方も変わり、眠っていた神経系が目覚めていくのを実感できます。
また、鉄棒は一人で気軽に取り組める“パーソナルジム”でもあります。誰かの目を気にせず、好きな高さ・好きな強度で挑戦できるため、初心者にもハードルが低く、継続しやすいのも魅力のひとつです。子供のころにできなかった逆上がりに大人になって再挑戦してみるのも、成長や変化を感じられる一つのきっかけ。成長や変化を感じられる瞬間があると、自然と身体への関心も深まります。
また、地味に見えるこの遊具は、脳と身体の連携トレーニングとしても非常に効果的。特に逆上がりは、タイミング・反動・脚の振り上げなど複数の動作を瞬時に統合しなければならず、これは大人にとって“失われつつある協調性”を呼び戻す良い機会になります。
ジムでのトレーニングが「パーツ」を鍛えるものだとしたら、鉄棒は「全体性」や「流れ」を取り戻す遊具型ジムです。
そして何より鉄棒のすごいところは、重力に逆らうのではなく、重力と“遊ぶ”ような身体感覚を育てられる点です。ジムの機械では味わえない『重力との関係性の中で生まれる繊細な感覚』それが、身体を自分の意思で“扱える”という自信にもつながっていきます。
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選屋外遊具その2
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選③ 上り棒
公園や校庭の隅に、無言で立っている一本の棒。それが「上り棒」。
子ども時代は、遊びの延長で自然とチャレンジしていたこの遊具ですが、大人になってから改めて取り組んでみると、その難しさと深さに驚くはずです。
実はこの上り棒、シンプルながら非常に優秀な“自重トレーニングジム”です。
上半身の筋力、握力、脚の使い方、体幹の安定性など、全身を使わなければ登れない構造になっており、スポーツジムでのトレーニングに勝るとも劣らない負荷と達成感があります。
まず注目したいのは、「握力」と「引きつけ力」の強化です。
ジムで言えば、懸垂やラットプルダウンに近い負荷がかかりますが、上り棒の場合はさらに“自分の体重をどう扱うか”という視点が入ります。これはいわば、全身で調整しながら登る、動的ジムです。
棒を握る手の力、足で支えるコツ、そして途中で止まらないためのリズムと連動性、そのすべてが求められるのです。
特に、現代人が失いがちな「握力」は、健康寿命にも関わる重要な指標。加齢とともに握力が落ちると、転倒リスクや運動機能の低下にもつながります。上り棒はまさに、遊びながらこの握力を鍛えることができる天然のジム器具。さらに、握った状態で引き上げるという動作は、前腕・上腕・背中の筋肉群をバランスよく刺激します。
また、登るためには「脚」も重要な働きをします。膝や太ももで棒を挟む動作によって、内転筋(内もも)や腹筋が活性化されます。これは、一般的なジムで行うレッグアダクションやアブトレーニングにも匹敵するほどの刺激です。しかも棒をしっかり挟み込むという動作は、骨盤周りの安定にも効果的で、インナーマッスルの活性化にもつながっていきます。
さらに上り棒は、登ることだけが目的ではありません。“降りる”という動作にも大きな意味があります。
ゆっくり降りる際には、エキセントリック(伸張性)収縮が行われ、筋肉への刺激が強くなります。これはジムでのダンベルや自重トレーニングをする際にもよく活用される原理で、筋肉にしっかりと負荷を与えコントロールしながら、動作を行う筋肉の動かし方です。棒から滑り落ちないように、身体の力をコントロールする。この緊張感が、まさにジムでのフォームコントロールに通じています。
もうひとつの注目ポイントは、「重力との関係性」。
上り棒は、常に重力に逆らいながら動く必要があるため、自然と“重心の意識”が高まります。
これは、ジムのバランストレーニングやファンクショナルトレーニングで得られる感覚に近く、全身を一つのユニットとして使う練習になります。関節や筋肉をバラバラに動かすのではなく、連動させて効率よく使う。それこそが身体の「使い方」を取り戻す鍵です。
また、登るという動作にはメンタル面での挑戦も伴います。途中で腕がプルプルしながら、「もう無理かも…」と思いながらも、あと10cm登る。その積み重ねは、ジムでの限界突破や精神的なタフさのトレーニングにもなります。達成したときの充実感は、ジムの記録更新に勝るとも劣らない喜びがあります。
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選④ ジャングルジム
一見、子どもたちが登っては降りて、上で秘密基地ごっこをしているだけのように見える「ジャングルジム」。
しかし、大人の身体にこそ、この遊具は真の力を発揮します。ジャングルジムは、まさに“動きの自由度が高いジム”であり、自分の身体と空間をどうコントロールするかを問われる、実に奥深いトレーニングツールなのです。
まず注目したいのは、全方向への移動運動が可能な構造です。
ジムにあるマシンは、基本的に一方向の動作(押す・引く・曲げる・伸ばす)を繰り返しますが、ジャングルジムは上下左右、斜め、回転など、立体的な動きを必要とします。この“空間を使った動き”こそが、身体本来の機能性を引き出すカギになります。
この遊具では、登る・降りるだけでなく、横移動や斜め移動、くぐる・またぐといった動作が自然と求められます。それはまるで、フリーウェイトエリアとファンクショナルトレーニングが融合したようなジム空間。つまり、ジャングルジムは「全身協調型のマルチファンクションジム」として活用できるのです。
特にジャングルジムで重要になるのが、「支持力」と「吊り力」。
バーを握って体を支える動作は、ジムでの懸垂やディップスのようなトレーニングに近く、前腕・上腕・肩・背中といった上半身の主要な筋肉が同時に活性化されます。また、移動するためには腹部と背部の安定性も必要で、自然と体幹トレーニングにもなります。
さらに、動きながらバランスを取り続けるため、動的なバランストレーニングとしての効果も期待できます。これは、単なる筋トレとは異なり、日常動作やスポーツに直結する「機能的な身体づかい」を養うのに最適です。どこに手をかけ、どの順番で足を運ぶか、この判断の連続が、まさに“考えるジム”なのです。
そしてもう一つの魅力は、柔軟性と可動域の向上です。
ジャングルジムをくぐる、またぐ、回り込むといった動作は、股関節、肩関節、脊柱の可動域を自然に広げてくれます。ジムでストレッチやモビリティワークをする代わりに、ジャングルジムの中で遊ぶことで、動きながら関節の柔軟性が整えられるのです。しかも、その動作はすべて“実用的”であるため、無駄がありません。
また、ジャングルジムは大人にとって「身体の再発見」の場にもなります。
昔はひょいひょい登れていたのに、今や手をかけた瞬間にプルプルする。あるいは、降りようと思ったけど怖くて足が出ない、こうした体験を通じて、今の自分の身体の状態を客観的に知ることができます。これはジムのInBody測定や筋力テストとはまた違う、“リアルな体感フィードバック”です。
さらにジャングルジムは、自分なりのルールを作って自由に遊べるのも魅力の一つ。「1段目は手を使わずにくぐる」「3段目までスピード勝負」「外周だけで一周する」など、ちょっとしたゲーム感覚を加えることで、ジムにはない楽しさが加わります。これはモチベーション維持にもつながり、習慣化にも効果的です。
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選⑤ タイヤとび
「タイヤとび」と聞いて、子どもの頃に並んだタイヤの中をリズミカルに跳んでいく光景を思い出す方も多いはず。
運動場の片隅にひっそりと設置されているこの遊具、実は大人にとって機能的な動きの宝庫であり、ジムで得られない刺激を与えてくれる最高のトレーニングスペースでもあります。
まず、タイヤとびの最大の特徴は “リズムと正確性を求められる跳躍運動” であること。
足元のタイヤに正確に着地しながら次の一歩に移行していく連続動作は、単なるジャンプではありません。
バランス感覚、反応速度、脚の筋力、足首の安定性、そして空間認知能力、これらすべてが同時に求められる、非常に複雑で完成度の高いジム的トレーニングなのです。
実際、アスリート向けのジムやフィットネスクラブでは「アジリティラダー」や「ミニハードル」などを使った敏捷性トレーニングが取り入れられていますが、タイヤとびはそれと同じか、それ以上の効果を自然に、しかも楽しく体験できます。
タイヤの間隔や高さは微妙に違い、油断すればバランスを崩します。
この“不安定な環境”こそが、インナーマッスルや足底筋群、そして膝・股関節の調整能力を目覚めさせます。これはまさに、“身体を微調整しながら使うジム”。
決まったフォームで動くマシントレーニングとは違い、毎回違う刺激が入ることで、より実践的な身体の使い方が身につくのです。
また、片足ジャンプ・両足ジャンプ・スキップ風の移動など、バリエーションも自在にアレンジ可能。
ジムでは種目を変えることで刺激を変えますが、タイヤとびも工夫次第で一気に難易度が上がります。たとえば「斜めのラインで進む」「両足で高く跳ぶ」など、自分の目的に合わせてトレーニングの精度を高めていくことができるのです。
そして何より、地面に近い位置で行うため、転倒などのリスクが少ないのも魅力のひとつ。
ジムでジャンプ系トレーニングを行う際は、床面の素材や落下時の衝撃を気にする必要がありますが、タイヤとびではその心配が少なく、安心して反復練習ができます。これは大人にとって、継続的なトレーニング習慣を作る上で非常に重要なポイントです。
また脚だけでなく、体幹の安定性も不可欠です。
両足を素早く入れ替えながら着地する際、軸がブレると次の動作に影響が出ます。つまりタイヤとびは、ただ跳ぶのではなく、“コントロールされた跳躍”を繰り返す体幹トレーニングジム”としての役割も果たしているのです。
そしてもうひとつ特筆すべきは、脳の活性化。
足の位置を瞬時に判断し、着地の角度を調整し、次の動作を計算する、これはまさに、脳神経と身体の連携トレーニング。ジムではマシン操作に集中する時間が多くなりがちですが、タイヤとびは“遊びながら脳と身体をつなぐ”ことができます。特に認知機能の低下を防ぐためには、こうした反応系トレーニングが非常に効果的とされています。
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選大人数で実施する遊び
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選⑥ ドッジボール
「ドッジボールって遊びでしょ?」そんなふうに思っている大人にこそ体験してほしい。
実はこの球技、あらゆる運動機能を一度に引き出すジムでは味わえない“動的トレーニング”とも言える存在です。
ジムで筋トレ、ジムで有酸素、ジムで反射神経…そんな分割トレーニングをしている方にとって、ドッジボールは一気にすべてを統合する究極の動きと言っても過言ではありません。
まず注目したいのは、瞬時の判断と全身の連動性。
相手の投げたボールに反応し、避ける、キャッチする、投げ返す、この一連の動作には、視覚情報処理、判断力、反射神経、バランス能力、筋力、柔軟性と、ジムで個別に鍛える機能がすべて詰まっています。それも瞬間的に。つまり、ジムでは味わえない“時間差なしのマルチファンクショントレーニング”が、ドッジボールの中にはあるのです。
また、投げる動作一つをとっても、肩・背中・体幹・脚の連動性が問われます。
ただ腕を振るだけではボールは飛びません。地面を踏み込む力、骨盤の回旋、体幹の安定、肩甲骨の動き、そして手首のしなり。それらが自然と連動しなければパワーもコントロールも出ません。これはまさに、ジムでの全身複合エクササイズを“遊びの中で”やっている状態。実用性の高いトレーニングが、楽しみながら行えるのです。
避ける動作も重要なポイントです。
ジムでバランストレーニングや瞬発力トレーニングをしている方も多いと思いますが、ドッジボールではこれが“リアルタイムで発生”します。踏ん張る・しゃがむ・飛ぶ・ひねるなど、多様な回避動作を無意識に繰り返す中で、全身の連動性や関節の柔軟性が大きく引き上げられていきます。
そして、ボールを追いかけたり、ポジショニングを変える動作では、有酸素運動の要素も強く含まれています。
いわば、ジムでのサーキットトレーニングやHIIT(高強度インターバルトレーニング)に近い刺激を、楽しく得られるわけです。特に「走らされる」のではなく、「逃げる・追う」という自発的な動機があることで、運動がストレスにならずに継続できるというのも、ドッジボールならではの強みです。
加えて、忘れてはならないのが「周囲との関わりによる脳の活性化」。
ドッジボールは一人で完結する種目ではありません。味方との連携、相手の動きの観察、戦略の立案と修正など、常に外部とつながりながら自分を動かす必要があります。これは現代のジムトレーニングにはなかなかない要素であり、身体と脳、さらにはコミュニケーション能力を同時に刺激する体験と言えるでしょう。
さらに、“ゲーム性”があることが最大の魅力でもあります。
ジムでのトレーニングが単調に感じる瞬間は誰にでもありますが、ドッジボールには勝ち負け、チーム戦、逆転劇など、感情を動かすドラマが詰まっています。この「感情の揺さぶり」は、ドーパミンやエンドルフィンといった脳内物質の分泌を促し、幸福感や充実感を高めながら運動できる極めて稀有なアプローチとなります。
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選⑦ ドロケイ(鬼ごっこ系)
「ドロケイ」(またはケイドロ)とは、警察(ケイ)と泥棒(ドロ)に分かれて追いかけっこをする、いわばチーム制の鬼ごっこ。
この一見子どもの遊びに見えるドロケイこそ、ジムでは味わえない大人にとって全身と神経を研ぎ澄ます“ファンクショナルトレーニング”なのです。
ジムでのトレーニングが“整った空間の中で作られた運動”だとすれば、ドロケイは“本能を呼び起こす自然な身体の使い方”。その差は驚くほど大きく、そして深いのです。
まず、ドロケイ最大の特徴は、“予測不能な動きに即座に対応する能力”が求められるという点。
ジムでは自分のペースでバーベルを持ち上げたり、トレッドミルで走ったりできますが、ドロケイでは常に「追う or 逃げる」「捕まる or 捕まえる」といった判断を一瞬で行い、瞬間的な身体操作が必要になります。これはまさに、“即応性を養う神経系トレーニング”。
特に、逃げる動作に含まれるダッシュ・ストップ・方向転換・ジャンプ・しゃがむ・すり抜けるといった要素は、アスリート向けのパーソナルジムでのメニューに匹敵するほどの運動負荷を持ちます。
また、これらの動きはすべて“目的のある動作”なので、ただ身体を動かすのではなく、“意味のあるトレーニング”として身体に刻み込まれます。
それに加えて、鬼(警察)役では相手の動きを読む観察力と戦術的判断が必要になります。
これはジムでは得にくい知覚と運動の統合トレーニング。
目の前の人がどこに逃げるか、味方と連携するかどうか、どう包囲するか、こうした思考と行動の連携は脳神経系への刺激が非常に強く、身体能力だけでなく、判断力・空間認知・感情のコントロールまでも鍛えてくれるのです。
そして、運動量の面でも非常に優秀。
ダッシュや逃走を繰り返すことで、高強度インターバル的な有酸素+無酸素運動が自然と発生します。
ジムでHIITを行っている方ならわかると思いますが、ダッシュ後の息切れと、再び全力で動く瞬間のしんどさはかなりのもの。ドロケイではそれを「楽しみながら」「夢中になりながら」繰り返せるのです。
また、地形や障害物を活かして逃げたり隠れたりするという環境適応力も大きな魅力です。
遊具の陰に隠れる、タイヤを飛び越える、鉄棒をくぐるなど、その場の環境をフル活用することで、まるで“アウトドアジム”のようなトレーニング体験が実現します。
この「環境を読み取って身体を使う」ことは、ジムの整った空間では得られない、“生きた運動神経”を磨くために非常に有効です。
さらに、全力で走る・逃げる・捕まえるという動作は、爆発的な筋力と瞬発力を自然と引き出します。
これはジムで鍛えた筋力を“使える筋力”に変換する場でもあり、実戦的な動きの中で、日々のトレーニングがどう活かされるかを試す絶好のフィールドです。
もちろん、ドロケイはチーム戦ですから、他者との連携やコミュニケーション力も求められます。
これは社会性や感情面での安定、そして“身体を通じて関わる感覚”を取り戻す意味でも非常に重要。
ジムでの個人トレーニングでは得にくい、“人と一緒に動く力”を体験できる点も、ドロケイの素晴らしさのひとつです。
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選⑧ 大縄跳び
大縄跳び。子どもの頃は何の気なしに遊んでいたこの種目も、大人になってあらためてやってみると、その運動負荷と全身の連動性に驚かされます。
実はこの大縄跳び、ただの有酸素運動ではなく、「タイミング」「リズム」「空間認知」「チームワーク」を同時に鍛える“多機能型ジム”として、大人にこそぴったりのエクササイズなのです。
まず、大縄跳びの基本は“動いている対象に、自分の動きを合わせる”ということ。
ジムでのトレーニングの多くは、自分のペースで自分の身体を動かすことが前提ですが、大縄では外部のリズムと自分のタイミングを一致させるという高度な神経系トレーニングが求められます。
縄の動きを見て、跳ぶタイミングを瞬時に判断し、体を弾ませる。この一連の動作には、視覚・脳・筋肉の連携=運動神経の総合力が問われるのです。
加えて、大縄跳びではリズム感が重要です。
単純なジャンプ運動のように見えて、実はリズムに乗ることで筋肉の“反射的な弾力”を引き出すという極めてジム的な側面を持っています。
特にふくらはぎ・体幹・骨盤周りの協調性が求められるため、ジャンプトレーニングや体幹トレーニングの代替として非常に優秀。ジムのマシンでは得られない、“流れるような身体の使い方”が自然と身に付きます。
そして、複数人で跳ぶことで生まれる“集団動作”も、大縄ならではの魅力。
他人のタイミングに合わせて跳ぶという行為は、ジムではほぼ体験できない「社会的運動」のひとつです。
この種目は、身体だけでなく神経系と社会性のバランスを同時に調整する、いわば“人間力アップトレーニング”とも言えるでしょう。
特に最近の大人にとっては、「周囲の流れに自分をうまく乗せる」ことが苦手になっている人も多く、あえてこうした体験を通して、身体だけでなく“心の柔軟性”も磨くことができます。
運動負荷の面でも見逃せません。
縄のテンポが速くなるほど、心肺機能は高まり、HIIT(高強度インターバルトレーニング)に匹敵する有酸素×無酸素のミックス運動に。
しかも、着地動作の繰り返しにより足裏からの刺激→姿勢制御→体幹の安定と、姿勢保持のトレーニングにもなります。
これはジムで行うバランス系トレーニングと同等、あるいはそれ以上の効果を秘めていると言えます。
また、縄を回す側にもジム的な価値があります。
回し手は相手の動きに合わせてタイミングを調整し、一定のリズムで力を出し続ける必要があります。これは上半身の持久力と集中力のトレーニングであり、肩・腕・背中の筋肉もほどよく刺激されます。
大縄跳びは、リズム感、タイミング、筋持久力、協調性、空間認知、全身持久力、体幹強化、そしてチーム連携、まさにあらゆる要素をひとつに融合した、“全方位型ジム”でのトレーニング。
しかも「遊びながら」できるからこそ、身体が自然と動き、気づけばジムでのトレーニングよりも深く、実践的な力がついている。
身体を鍛えるだけでなく、人との関わりの中で、自分のリズムと周囲を調和させる感覚を取り戻す。そのきっかけとして、大縄跳びはきっと最高のツールになってくれるはずです。
学校の遊具こそ最高のジム 大人がやるべき遊具8選まとめ
いかがでしたでしょうか?
幼少期に使う遊具や遊びには大人になると失われがちな運動機能や、感覚刺激をもたらすものがたくさん詰まっています。
近年では子供の人数自体減っている事にも加え、外で遊ぶ子供が減ったり、危険だという理由で遊具が撤去されている現実もあります。
※私が今後の世を思うと心配になる理由でもあります。
大人が健康に過ごすために行うべき運動は、ウエイトトレーニングだけではなく、時にこういった幼少期の遊具や遊びの中に答えがあると思いますので、お子様がいらっしゃるご家庭ではテレビゲームを子供と一緒にやるだけでなく、ご自身の健康の為にも子供と同じ目線で遊具を使ったり、遊んでみるのはいかがでしょうか?
※私もですが、まだお子様のいない方に関しては、簡素な時間を見計らって遊具を使いましょう。
(体型談ですが、ブランコなどお勧めです(笑))
BodyMakeStudio100mile.では、こんなサポートができます。
・骨格ベクトレ(骨格レベルで姿勢改善を促す施術)
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このコラムを書いた人
深谷のパーソナルジム・100マイル代表 後藤貴明

取得資格
- adidasパフォーマンストレーナー
- NSCA-CPT
- 骨格ベクトルトレーニング認定インストラクター
など
メッセージ
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