今回の記事は個人的見解を多量に含むため、あくまでも参考程度にお読みいただけると幸いな内容にはなりますが、
これから運動を始めようとする方々に向けた、『ジム選びのポイント』になります。
パーソナルジム以外の会員制フィットネスクラブなどをお考えの方は知っておくと良い内容かと思いますので、是非ご覧ください！
ジム選び失敗しない為のポイントココだけは絶対な最低条件
ジム選び失敗しない為のポイント～ココだけは絶対な最低条件～営業時間・休館日
ジム選び失敗しない為のポイント、ココだけは絶対な最低条件その①は営業時間・休館日です。
そもそも運動をしたいと思っていても、運動を取り入れるだけの時間的余裕がなければ継続は不可能ですし、運動で一定の効果を狙う場合は習慣化が最も大切になります。
『暇な時に行く』というスタンスではなかなか継続しませんし、仮に継続できたとしても定期的でなければ目に見えた効果はあまり期待できません。
また、今日こそやるぞと意気込んでいった結果休館日に打ちのめされ帰宅する経験をする方も少なくありません。
ジム選びの際にはあらかじめ最初に
1.何曜日に行くか
2.何時に行くか
3.何時間行くか
などの情報は決めて、ジム選びをする際の最低条件にすることを強くお勧めします。
ジムでの運動が続かない人その①は『スケジュールが合わなくて辞める』です。
ジム選び失敗しない為のポイント～ココだけは絶対な最低条件～予算を決めておく
ジム選び失敗しない為のポイント、ココだけは絶対な最低条件その②は予算を決めておくことです。
スポーツクラブ、ジム、フィットネスクラブは基本的に会費制になります。
近年では月に〇回、〇時～のみの利用など、細かく分けることで会費価格に変化を付けているところも多くあります。
忙しくなった状況化を予想して最低何回利用できるか、それに対し見合った価格かどうかを事前に計算しておきましょう。
※例 月会費 8,000円で 忙しくなったときは週１回利用の場合 週１回、１ヶ月４週間設定で月４回利用 ＝１回2,000円
の様に計算します。
ジムでの運動が続かない人その②は『もったいなくて辞める』です。
ジム選び失敗しない為のポイント～ココだけは絶対な最低条件～距離は大切
ジム選び失敗しない為のポイント、ココだけは絶対な最低条件その③は通うタイミングでの距離です。
ジムに行くスケジュールをイメージした際に、家から通う場合であれば家からの、職場から通う場合は職場からの距離が近いこともとても重要になります。
ジムでの運動が初めての方については、運動をすること自体がとてもハードルの高いことになりますので、それ以外のハードルは極力下げることが必須になります。
ジムに通うという事は、利用しなくては効果がなく、利用しなくても会費は払う内容になるため、極力近場で探すようにしてみて下さい。
ジムでの運動が続かない人その③は『距離が遠くて辞める』です。
ジム選び失敗しない為のポイント入会後にある問題点
ジム選び失敗しない為のポイント～入会後にある問題点～一人で？それとも友人と？
ジム選び失敗しない為のポイント、入会後にある問題点その①は誰と通う問題です。
ここについては賛否両論ありますが、友人や家族、カップルなどで同じジムに入会する方は多いですが、継続しない要因になるケースも少なくありません。
確かに仲の良い友人同士で一緒に通うことで、初期に感じる不安感などはかなり軽減でき、通いやすくなりますが、一緒に通う方とスケジュールが合わなくなったり、一緒に通う方が依存しやすいタイプの方だと続かなくなるケースが非常に多くあります。
実際にジムに通うとわかる事ではありますが、ウエイトトレーニングは基本的に一人で行いますし（目的によって行うメニューも扱う重量も異なります）、混雑状況によっては隣り合ったマシンでジョギングすることも叶わない場合も出てきます。
誰かと一緒に通う場合、自他共に自立した意識を持っていないと継続も成果も難しくなりますので、前もって一緒に通うことを考える場合相手や自分の中での意識をしっかりと持って通うようにしましょう。
※ジムに誰かと一緒に通う場合は『切磋琢磨し合える関係』である人を選ぶことで、互いに良い効果を期待することができます。
『今日はジムじゃなくてご飯にしない？（先週もジムじゃなくてご飯に行った）』
『遊びの予定が入っちゃったから今日は行けないわ』
そんな言葉が出てきたときに、『いや、今日は私は運動する』って答えられるか
一人でも運動しに行けるか、が重要で
他者の意思表示に対して、自分の意見が揺らぎやすい方については『運動に対して意識の高い友人』と一緒に通うか、一人でマイペースに通うことを強くお勧めします。
ジムでの運動が続かない人その④は『友達が来れないから辞める』です。
ジム選び失敗しない為のポイント～入会後にある問題点～治安はいかがか？
ジム選び失敗しない為のポイント、入会後にある問題点その②はジム内の治安問題です。
治安というといささか大げさに聞こえるかもしれませんが、通うと大げさでないことがわかると思います。
治安について簡単に言うと、一人で複数のマシンを占拠する人、一人でダンベルを何本もキープする人、永遠にマシンから離れない人など、譲り合ったり公共施設という認識に欠ける方が発生していないか、また事前にそういうことが起きないよう予防策を有しているかなどがそれにあたります。
治安について確認するには、実際に通う前に見学に行き（自分が使用する時間帯に行くのがベスト）利用者を見てみたり、ジムが定めるルールやマナーについて喚起するPOPが目に付く場所にわかりやすく掲載されているか、
スタッフがしっかりと目を光らせているかなどに注目するとわかります。
※ルールが曖昧であったり、『譲り合って』『長時間の使用は禁止』のように抽象的な表現や、暗黙の了解などのように説明している場所に関しては、利用者の解釈の尺度ですれ違いを生み、トラブルになるケースが非常に多くあります。
これはあくまでも体験談なので、偏りのある情報にはなりますが、
・大会出場者が多く在籍するジム
・設備のスペックは高くとも台数が少ないジム
・価格帯が安いジム
・長年あるジム
などについては、慎重に見ていただくことをお勧めします。
以下理由
1.大会出場者などのいわゆる【トレーニングガチ勢】については、自身のトレーニング完遂に置く比重が高く、かつ同じマシンやダンベルの長時間利用になりやすいため
※日常生活の中でもトレーニングの重要度が高く、思い通りにいかない場合イライラしてしまう方が多いことに加え、体力もあるので同じトレーニングも行うセット数が多いため使用時間が長くなりやすい
2.価格帯が安いジムだと、利用者も若い方が多く社会経験の少なさからトラブルになるケースもあります。
（しっかりしている方もたくさんいらっしゃいますがあくまで傾向として）
※特に休憩時間にマシンに座ったままスマホを取り出しその場で平気で15～30分休憩しているなんてケースもあったり
3.歴史の長いスポーツクラブであるほど『暗黙の了解』が存在する可能性は高いように思います。
ウエイトトレーニングだけでなく、スタジオプログラムなどでも『このレッスンのココの場所は○○さんの場所』のような、新しく入会した方からしたら『そんなん知らんがな』と思うようなことで怒られたりなんてこともあったり
事前にそういった場所を選ばないことに越したことはありませんが、仮に入会後そういったことに出くわしてしまった場合は必ず個人で処理せず、スタッフや運営側に事情を説明し対応を求めるようにしましょう。
ジムでの運動が続かない人その⑤は『ジムのヌシが占拠しているから辞める』です。
ジム選び失敗しない為のポイント～入会後にある問題点～通うタイミングでの混雑状況はいかに
ジム選び失敗しない為のポイント、入会後にある問題点その③はジム内の利用混雑問題です。
ジムに通って間もない時は使えるマシンも多くないため、利用時に使用したいマシンが混雑すると代替案もないままに待ち時間が長く手持無沙汰になってしまう可能性が非常に高いです。
利用混雑時に見学に行き、ジムの状況を見てみることが大切ですが、できればその際に
1.見学対応のスタッフの方に通う目的を伝える
2.自分の目的に対し使用するマシンを聞く
3.そのマシンの利用混雑状況をチェックする
などをするとよりミスマッチのない見学になるかと思います。
混みやすい曜日や時間帯が顕著なジムもあるため、あらかじめ聞いておくのも良いでしょう。
ジムでの運動が続かない人その⑥は『使いたいときにジムが混んでいるから辞める』です。
ジム選び失敗しない為のポイント予め心得ておかなくてはならないこと
ジム選び失敗しない為のポイント～予め心得ておかなくてはならないこと～やるのは自分
ジム選び失敗しない為のポイント、予め心得ておかなくてはならないことその①は『結局はやるのは自分であること』です。
この意味は、施設の設備やスペックしかり、誰と通うかしかり、運動は自分が身体を動かなくては意味をなさないということだけは絶対にかわりません。
施設にどれだけ高性能なマシンがあろうと、友人何人と一緒に通おうと、自分の運動を自分で動いて完遂しなくては得られる効果はありませんので、目先の華やかさで選ばないようにしましょう。
※最先端のマシンや、60ｋｇのダンベルがあるなどの迫力やインパクトがあれど、自分の目標に対し不要なツールならばあってもそれほど意味はありません（自分の目標を叶えるために必要なツールは何なのか調べたり、見学の案内をするスタッフに聞いてみると良いと思います。）
もちろん高性能なマシンや、友人の存在が自身の継続のモチベーションにかかわるのであればそれに越したことはありませんが、『やるのは自分』ということだけはいついかなる時も忘れずにいましょう。
ジム選び失敗しない為のポイント～予め心得ておかなくてはならないこと～アルバイトのスタッフもいます
ジム選び失敗しない為のポイント、予め心得ておかなくてはならないことその②は『アルバイトのスタッフもいる』ということです。
これについてはすべてのジムに共通するわけではありませんが、多くのフィットネスクラブ、スポーツジムではアルバイトスタッフを雇用しています。
なので、一通り研修は受けているものの（どうかそうであって欲しい）学生や主婦のスタッフもいるので、ジムにいるすべての人間が専門性の高い内容を提案できるわけではありません。
使い方やメニューの組み方などについて、教わったもののイマイチ効いているのかわからないという時には、質問するスタッフを変えて違った答えを求めてみるなど、ユーザー側の工夫もできるようにしましょう。
ジム選び失敗しない為のポイント～予め心得ておかなくてはならないこと～最終的には自立しましょう
ジム選び失敗しない為のポイント、予め心得ておかなくてはならないことその③は『最終的には自立する必要がある』ということです。
ジムの施設数や、その他最近ではSNSなどの発信媒体を活用して情報を発信したりなど、ひと昔前と比べて運動を支援するような環境は整ってきていると思います。
世の流れを見ると会員制のジムに通って運動するのであれば、それらを自ら取りに行ってうまく活用することがある種の『当たり前」』になりそうな風潮も感じていますので、サービスとして施設の提供している指導を受ける一方で、自立して自ら健康や運動についての情報に触れていくことや、試して見ることを並行していくことが実は継続には不可欠になります。
※背景としては完全に人類にとってトレーニングの最適なやり方はコレだという完成系のやり方は今ありませんし、今後もおそらくは出てこないことと思います。その理由は人の個体差や、マンネリ化すると身体は変化しなくなるなどの問題があります。
なので広く世に出ている情報の中から選んで実施して、自分の身体に合うか試すことが必要になりますので『実験』だったり『研究』の様に好奇心を持ってトライしていくと良いでしょう。
ジム選び失敗しない為のポイントまとめ
個人的見解をふんだんに含んだ内容になりましたが、いかがでしたでしょうか？
基本的に人間は辛くなったときに『諦める理由を探す天才』です。
※脳の構造上そのようにできています。
なので、ジムを選ぶ際には事前に『どんなことが理由で辞めそうか』という点をあらかじめ鮮明にイメージして、できる限り辞める要因の少ないジムに通うことをお勧めします。
また、最後の項目にも書かせて頂きましたが、運動の継続にはやがて自分の身体の変化に合わせて『自分で自分のメニューを作る・決める』という事が必要になります。
世に流れる情報の多くは『○○の目的には○○』というシンプルな作りのものが多いですが、『なぜそうなのか』という核となる点を理解した方が実はその後、自分自身でメニューを作成する際に創意工夫がしやすくなります。
当店ではそういった部分をお伝えすることを心がけておりますので、ご自身でそういった情報を精査するのが苦手であったり、基礎基本からしっかりと行いたい方は是非一度お問い合わせください！
多くの方が健康を維持できる形で、運動を続けられるよう祈っております。
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このコラムを書いた人
深谷のパーソナルジム・100マイル代表 後藤貴明
取得資格
- adidasパフォーマンストレーナー
- NSCA-CPT
- 骨格ベクトルトレーニング認定インストラクター
など
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